{第三章… トラブル…}

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教室に行く途中周りの奴がこそこそこっち見て 「アイツでしょう牛島くんの彼女に近寄って話してるの。」とか話してる。 俺は気にしない。 教室についたら木崎が居た。 木崎は机に腕を組んで顔をふせていた。 俺は「おーい木崎?」と話しかけたが何も返事がない。 「まっいっか。」と思いパンを食い始めると… ぐぅー… お腹がなる音がした。 すると木崎が起きて 「お腹減った。」とお腹をならせながら言った。 俺は木崎を見て「おはよー」と言った。 木崎は俺の顔を見てそして俺の持っているパンをずーと見ている。 俺は木崎を見たとき目が腫れてるのに気づいた… でもその目はパンを見ている。 俺が木崎に「いるか?」ときくと木崎はパンをじー…と見て 「でも迷惑だし…」と言った。 だから俺は 「このパンあんま美味しくねぇし木崎がいらねぇなら誰か違う人にやるわ。」と言った。 すると木崎はパンを持っている俺の腕を掴み自分の口にパンを近づけ食べた。 「ガキか…」と思いながらパンを離す。 そして木崎にきいた。 「なぁもしかして山田と喧嘩した?」 すると木崎は 「うん…莉紗帰っちゃった…」 木崎はへこんでいた。 「まぁ大丈夫だろう。山田も気持ちの整理がついたらまた来るって。!でぇ1つききてぇんだけど木崎、牛島と付き合ってんのか?」 木崎はハテナ顔で「なんで?」ときいた。 「いや噂になってるからよぉ。」 木崎は「いや付き合ってんかないよ。まぁよく話すけどただのクラスメイトとしか思ってない。」そう言った。 俺はなんかホットした。「そっか。…」そう言った。 そして話していると教室に牛島が来た。 牛島が「あっ華恋ちゃん居たのぉー!ねぇ華恋ちゃん今度カラオケ行かない?」そう牛島が言ってきた。 木崎はカラオケに弱い。 何せ音楽大好きでカラオケはよく行くらしい。 木崎は「わかった!」そう言った。 すると牛島は「よろしくねぇー」と言って教室を出て行った。 俺は木崎に 「木崎本当に行くのか?」ときいた。 すると木崎は 「うん!だってカラオケ楽しいじゃん!」 俺は何も言えなくなってしまった。 そんなこんなで5校時が始まった。 俺はいつものごとく机にクッションを出してケータイいじりながら授業をうけていた。 するといつの間にか寝ていた。
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