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いつもの様にご飯を食べた後だった。
ベッドで休んでいると気配を感じたので、ゆっくり目を開ければ殺風景だった私の部屋に見知らぬ玩具が置かれていた。
ドアに目を向けると、明るいリビングから彼が見つめている。
「そんな如何わしいもので私が遊ぶとでも思ってるの?」
また私はベッドに潜り込んだ。珍しい事に彼はベッドで眠る私に手を伸ばしてきた。数日ぶりに触れる手に驚いて、体が固まる。
「遊んでみない?」
優しい彼につい体を許す自分がいた。心のどこかで彼にもう惹かれていたんだと思う。
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