0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
モーズリーの超能力はカレラにイメージを送ることしか出来ないのだがモーズリー曰くこの能力で「会話」できているというのだ。
ニール「ここは何処なのか教えてもらってください。」
モーズリー「そんなことここ10年繰り返してるさ。」
どうやらことごとくその質問は拒否されているようだった。
ジャン「もしかしてこいつらも、ここが何処だか知らないんじゃ?」
陽一「んな馬鹿な!」
モーズリーはテレパシーを送っているようで、無口である。
はっ、とモーズリーが顔を上げて
モーズリー「しらないっぽい」
といった。
まじかよっ
一同の心の中はそんなことをつぶやいていた。
と。
カレラの一人がジャンを飲み込んだのである!
おいおいおいおいおい!!!
まずい。非常にまずい。
カレラは温厚な性格ではけっしてなかったのだ。
マイク「つ,つながった!」
地球とつながった!
マイク「こちら、NAZAステーション!きこえますか!」
管制室「お、おう!」
マイク「緊急事態発生!宇宙人が襲撃!」
ジャンが死んでしまった。陽一たちは敵の猛威に立ち尽くすことしか出来なかった。
モーズリー「10年間こんなこと無かったのに...」
いや、あった。10年前のNISIシャトル事故。あれはカレラの襲撃事件とも言えるできごとである。
最初のコメントを投稿しよう!