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顔は妻の香織に似て、猫目でパッチリしてるから、たまに女の子に思われる。
才能も母親譲りか、無意識に色をな絵を描いている。
「ははっ!凄くない香織~光志ってば丸いっぱい描いてるよ!」
グラスに注がれてた水に手を突っ込み、テーブルにお絵描きしていた。
「本当だぁ~!何だろう丸ばっかり描いて?」
「はは…今日行った所に居た、主役だろ!」
丸を三つくっ付けたら、ネズミになる。
「あっ…本当だ…志信良く解ったね。でも、二歳にして、基本を捉えてるなんて!光志~凄いね~!」
香織は光志の頬に、頬擦りをする。
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