正義感

2/49
前へ
/216ページ
次へ
 たしか、いい夢を見ていた。  あまり覚えていないが、付き合ってまもなく1年が経とうとしている俺の彼女が夢に出ていたような気がする。  彼女が夢に出るというのは俺にとって稀な出来事なので、できることならこの夢をもう少し見ていたかった。  だが、俺は母親によって心地よい眠りを無理矢理邪魔された。
/216ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加