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「宗次郎。お前な、生きてる奴と死んでる奴の区別もつかねぇのか?」
「やだなぁ。冗談ですって。土方さんは冗談も通じないんですね、ププププ。」
「こんのっ、糞ガキっ!」
「まーまーまー、二人とも、静かにしなさい。この子が起きるだろう。」
そう言ってシーっ、と人差し指を口元に当てる勇に宗次郎はポカン、とした表情をした。
「すいません嶋崎さん。この子、もう起きてますよ?」
「「……へ?」」
宗次郎が指差す方を見ると布団に寝かされた少女は首だけ此方を向いて目をぱちくりしていた。
「うぉぉぉぉおっ!びびび、びっくりさせんじゃねぇよっ!」
少女が余りにも無表情だったので土方が後ずさると勇は苦笑した。
「トシ、驚いたのは分かるが、声がでかいぞ。」
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