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部屋に着くと、勇は直ぐに布団を敷き、まだ意識の無い女の子をそっと寝かせた。
「あぁ、可哀想に。全くご飯を食べていなかったんだろう。こんなに痩せて…。重さなんて全く無いと言って良い程軽かったぞ。」
「いや、全く無いってぇのは無いだろう。大袈裟すぎるぜ勝っちゃん。」
「ははは、そうか?それにしても、この子……随分小さいが、歳は宗次郎と同じ位か少し下だろうか。」
「あー、多分そうなんじゃねぇか。でも、なんであんな所で倒れてたんだろうな。」
「追い剥ぎ?」
「いや、こんなガキ襲っても特しねぇだろ。」
「だよなぁー。んじゃあ、強姦?」
「変態かよ。」
「ははは、冗談だよ。」
そう言うと土方はジト目で勇を見た
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