格安にこだわるか、高級か?

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地上大陸の中央部、ニンゲン族の古き国であるマギニアの中に熱い水が出る池が見つかったのだ。 王家が大変な状況に置かれた事件があり、それにタリスマ世界壊滅可能な某馬鹿ップルがそこに居たからにならない。 ついでに王宮崩壊は、闇がやらかしたが。 「この熱い水、疲れを癒してくれるかの様だ」 「旅の方や国民の皆様にこの熱い水を提供、されては?」 サモン陛下とベルーナ王妃の提案で、熱い水で沐浴する為の施設が作られた。 永遠の燃ゆる焔(ほむら)・聖霊石リュビの再覚醒、大地のガルガンチュアの暴走がこんな奇蹟を招いたのだけれど… 「あの熱い水は、温泉・おんせんって言うのよ」 ニンゲン族の生き字引、ルビーがそう教えてくれたのは施設御招待がマギニアから来てからだ。 「熱い水に身体を浸して、疲れや病気を取ったり汚れを取ったりするのよ」 「疲れや病気?」 「タリスマ世界はとりあえず、病気ってのは殆ど無いけどさ」 ルビーの説明では、温泉はエナジーをリラックスさせることが可能だと考えても良いらしい。
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