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「はあ…、大佐も冗談きついよなあ…。」
ルガ－はぼやく。
しかし、隣にいた部隊の副隊長のリガルドはため息をつき。
「隊長がただの賭けでＢＦ持ち出すからですよ。残りの三人はアベルにぼこぼこにされてましたし…。」
「だからさあ、模擬戦だよ模擬戦。訓練の一環！」
「そんなんだから大佐が怒るんですよ？あなたがいつまでたっても成長しないから…。」
ルガ－はリガルドの言葉に「へいへい」と生返事を返す。
ルガーの説教役であるリガルドはまたか、とため息をついた。
腕は確かなんだけどなあ、といつもいつもリガルドは思うのだが治ったためしがない。
案の定、アベルと大佐にこってり絞られたこともすでに忘れたのか、ルガーは物珍しそうにあたりを見回し始めた。
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