第1話 いつもの朝

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「泪、お願いがあるの!」        学校へ行くと、朝にしては珍しくハイテンションの友達-榊木 雫ーが、満面の笑みで話しかけてきた。 「ん?どうした?」 朝に弱い雫がここまでハイテンションなことはめったにない。 なんかあったか?と、疑問を持ちながらもとりあえず荷物を置き聞いてみた。 「泪」 「ん?」 「あのね、死んで!」 しばらくの空白。 ちょっと待て、あれ?この子今なんて言った?
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