第1話 いつもの朝

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「バカはどっちだ!そう言う前に日本語話しなさい!!」 「話してるじゃん!」 「ちゃ・ん・と・相手に伝わるように話せ!!」 「あ~も~、めんどくさいなぁ。いいかげん黙って死ねや、オラァ!!」 「ちょっ、待てって落ち着け、人の首に手を伸ばすな!」 「大丈夫、一瞬で楽にしてあげるから。」 「シャレにならねぇよ!」 「泪、私はいつでも本気だよ!」 「もっとダメだよね!」 私の身長は150cmくらいなのに対し、雫は160cm後半。 本気で首に手を伸ばしてくる雫を必死に抑えるが身長に圧倒的な差があるため、どうしてもこちらが不利になる。 しかし、力では私のほうが上だぜ!(ドヤァ それに、私もまだ死にたくないので必死だ。 きっとクラスの大半はこのやり取りも冗談だろって思うかもしれない。だから一応言っておこう。 雫は常に本気だ。本気と書いてマジと読むくらい、どんなことにも真剣に生きている。 つまり、このやり取りも死にはしなくても、気絶させられる可能性は十分に高いんです。察してください
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