物語:ラブレター

2/2
前へ
/44ページ
次へ
君と出会えたことで見てきたすべての魅力が、僕を離さない。 …惹かれるんだよ。     キミに対する想いやコトバをそっと並べはするけど、僕の目に映ってるキミは、そんな表現以上の輝きを放ちながら、僕を愛しくさせてる。   そんな僕はふと、無邪気に笑うキミの横を特等席にして思うんだ。 たわいもない話で眺めてるこの同じ景色でさえ、キミの記憶に思い出として残らなくとも、僕にとってとても大切な思い出だから。…てね。     いつもキミに『ありがとう。』『好きだよ。』って伝えたくて… でも、意地や見栄がいつも邪魔ばかりするから『チャンスがない…』なんて、1番近くの素直な気持ちから逃げてた。     そんな僕は、今キミに手紙を書いてます。 僕がかかえきれないほど受けて、気付けた『愛しさ』をキミにも届けたくて。       僕の幸せは、この瞬間もキミを好きでいることから、生まれてきています...と。    
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加