人魚姫

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その彼は俺の歌声が好きだと言ってくれた 嬉しくて彼にもっと好きだといってもらうために歌の練習をしているのは内緒だ そんな彼と今放課後の水泳の練習をしています 練習と言っても俺が教えてるんだけどあまりのできなさに先生に教えろと頼まれた 俺は好きな人と二人っきりで練習することにできるので喜んで引き受けた 腹筋が割れていてすごく綺麗だ 「レイ、これでいいか?」 と彼は泳ぎはじめる 持ち前の運動神経でまえより断然によくなっている 「森谷うまくなってる」 微笑みながら述べると彼もとい森谷は照れ臭そうに述べる 「もう、そろそろ終わろうか明日またしよう」 微笑みながら述べる 「最後にレイの泳ぎ見せてよ」 微笑みながら述べる彼に鼓動がはやくなって頭が真っ白になった 水泳関係だから喋れたのに喋れなくなってしまった 「だめか?」 俺をみながら述べる森谷。森谷の頼みを俺が断るなんてあるわけない だけどなにをはなしていいかわからなくなった俺はだまってプールにはいり泳ぎはじめる
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