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まさか…
まさかそんなはずない。
絶対にあり得ない。
私はそこら辺に放り投げてあった洋服に急いで袖を通すと、寝癖も直さずに足早に部屋を後にした。
信じられないことが起こっている。
起こっている?
いや、起こっていない。
絶対にこれは夢だ!
その電話は突然だった。
前日に都とランチタイムのチーズインハンバーグセットを食べ、カラオケのフリータイムで23時まで騒ぎまくった。
その後も近所のファミレスで2・3時間語り明かして、さよならをする頃には時計の針は5時を過ぎていた。
だから今日は携帯のアラームも耳に入らず、こんなお昼の時間まで寝ていたと言うのに。
一体なんの冗談だと言うの?
都が自殺したって。
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