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「なっ、おっ……女用って、全部コスプレじゃねーか!」
「あら、じゃあそのはだけた格好で部室の外を歩くつもり?」
「……っ!」
クスッと笑う麗華姉。
だが完全に目は笑っていなかった。
「大丈夫よ。私達以外は皆あなたが女の子になっちゃったなんて事知らないんだから」
確かに正論だ。こんな描写し辛い程はだけた姿は流石に……うん。それに、見た目は完全に女子なのだから適当に言っておけば多少コスプレで目立っても何とかなるだろう。
「うふふ。そんなに心配しなくてもナースみたいに完全に浮いちゃうのは着せないわよ。ゆうき君に着せたいのは……コ・レ♪」
ニコニコと笑いながら、バサッと目の前にコスプレ衣装を並べる麗華姉。
白のフリルに黒の猫耳付きのヘッドドレス、胸元が大きく開いたフリフリの洋服、更にはニーソもある。
……メイド服か。
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