本編

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「はぁ・・・・・・憂鬱だ・・・・・・」  まさか、今さら小学校に通うことになるなんて・・・・・・戦闘学とか学ぶ過程で大学レベルまで勉強したのに・・・・・・ 「ねぇ、そう落ち込まないで?こっちでたくさんお友達を作ればいいじゃない」  顔を上げると、私の担任の薫先生が。この人にはわからないだろう。リアルコナンな私の苦悩が。 「多分、幹部会でも仲間に入れてもらえてないでしょ?それならおんなじ見た目の子を友達にしちゃえばいいじゃない」 なるほど、その手があっt・・・・・・ばれてるぅぅ!? 「あら?もしかして、デオちゃん気づいてません?私ですよ、カオスです」 「えっ!?カオス先輩!?」  カオス先輩は幹部学校の一年先輩で、私の幹部昇進祝いに光線銃をくれた、とっても優しい先輩なのだ。 「で、でも、カオス先輩といったら白髪ロングで、頭に角を付けていて、赤い目をしているはず・・・・・・それにいつものドクロ装備は何処へ・・・・・・」  カオス先輩のチャームポイントは全てなりを潜めている。これじゃただの働く女性ではないか! 「デオちゃん、それを言ったらあなたも同じでしょ?黄緑掛った髪の毛じゃないし、アーマーだってはずしているじゃない」  むむ、それは確かに・・・・・・むしろ、カオス先輩の変装がピカイチだということか? 「さぁ、愚痴るのはここまで!教室に行きますよ!」 「はい先輩!」 「ここでは先輩じゃなくて、薫先生と呼んでくださいね?瑠花さん」
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