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あーうんこ出そう。
通勤通学時間も終わり、逆向きの電車は空いていて気持ちいいのだけれど、1人大腿四頭筋をプルプルさせているバカがいる。
S字結腸は確実に通過している。弾倉に弾はこめられた。
小さな子供と若いお母さん。ほんわかムード漂うやり取り。
靴の中でぎゅっと指を丸め、緊迫ムード漂いまくるおいら。
雑多な朝の空気はすっかり入れ替わり、ゆっくりと、そして日溜まりの車内だが、実状は人それぞれ。
子供に笑顔を送るおいらが心の中で泣いていることをこの母親は知るまい。
いや、知らなくていいことだ。
降りてホームに立てば、安息の中に身を置けるだろう。
しかし、しかしだ。便意に関しては究極のどMなおいらは家のトイレを目指すのだ。この場合は咲の家だ。
おいらは行く。
そして約束の地へ。
あー、これ、家のトイレで書いているから大丈夫っすよw
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