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「か、花音ちゃん!!」
そう言われた瑠璃は、パアァッと笑顔になる
「そ、そう言うことだから、また明日も・・・仲良くしましょうね」
そう言うと、花音は笑みを浮かべた
瑠璃はその顔を見て、少し驚いた
「ど、どうしたのよ」
「え?いや、花音ちゃんって、そんな顔するんだな~って思って」
「・・・」
そう言われると、顔を真っ赤にしてそっぽ向いてしまった
瑠璃は悪戯好きな子供のような顔をして花音に言い寄る
「も~花音ちゃんはかわいいな~」
「う、うっさい!ほら、怪我が大丈夫ならさっさと帰って!
はいまた明日!!」
そう言うと、花音は足早く地下から出て行った
「あ、待ってよ~!」
続けて瑠璃も花音の跡を追うように地下から出て行く
そして、彼女たちは気がつかなかった
これが、マジカルガールの伝説の始まりだということにーー
続く
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