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「申し訳ありません!魔王様!!」
敵本拠地に戻ってきたスペードは魔王の声がする前で土下座をしていた
『気にするな。魔法少女が一人増えるのは予想の範囲内だ
それで、魔法少女は後何人増えると予想される?』
魔王がハートに聞いた
ハートは持っていた資料を読みながら言った
「はい、基本的に魔法少女は5人で一組というのが相場的に決まっております
なので、予想範囲内ならば、あと3人程度かと」
『ふむ・・・では、次に魔法少女になりそうな少女には目をつけておるのか?』
「一応、黒目千鶴という少女が、有力かと思われます
流星瑠璃の親友と名乗っておりますので、もしかすると」
『・・・彼女は違うな。ハートよ、黒目千鶴という少女をマークしてもよいが、期待はしないほうがいいぞ』
魔王の言葉に耳を疑いつつも、一応頷くハートであった
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