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「ありがとう旭くん。」
「あぁ。じゃーねー!」
男の子と情事を終え、笑顔で見送る。
パタンとドアが閉まる音が自分の部屋に静かに響いた。
「ふー…。」
俺は一息つきベットに倒れこんだ。
「あーさーひー!」
自分の部屋の前から聞き慣れた声がする。
俺は起き上がりドアを開けた。
「あ、生きてた。」
あ、生きてた。って何?こいつ失礼じゃね?
「生きとるわっ!って何か用かよ?響。」
「ん?いや、晩飯何がいいかなぁと。」
こいつは三島響。
俺の同室でクラスメートだ。
何かと料理も上手く家事全般は響がやっている。
と、言うわけで今こうして今日晩飯何が良いかと聞きにきている。
俺は暫く考え、答えを出した。
「…シチュー。」
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