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授業が終わりクラスの生徒たちは次々と教室を出ていく
部活動にはげむ者
帰宅する者
寄り道しようとする者
次々と教室を出ていく生徒がいる中
僕は教室に残ったままだ
何故かというと…
「グレイぃぃーーー!
一緒に帰るぞおぉぉーー!」
突如僕の教室に超がつくほどのハイテンションで入ってくる銀髪をポニーテールにした美少女生徒がいた
彼女の名はエレル=グランツ
僕の家の隣に住む…まあ、幼なじみである
「エレル…よくそんなに元気があるね」
「ああ、私はいつでも元気いっぱいだ」
いつも通りの彼女に僕は苦笑する
「悪い、グレイ。またエレルが暴走してたか?一応引き止めたんだが…」
そういってエレルから少し遅れて教室に入ってきた黒い短髪の男子生徒
彼の名はアルマ=ハカル
僕の友達である
「いや、まだエレルは暴走してなかったよ」
「それならよかった」
「おいおい、二人とも私をなんだと思ってるんだ?」
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