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「あーもう!この話は終わり!
ほらさっさと帰るよ!」
エレルはそう言って僕とアルマの手を引っ張り下駄箱へと連行する
僕ら二人は苦笑をうかべながらエレルに引きずられていく
「そういえば今日ゼロの授業があったんだよね」
「あっ!私のクラスもあったよ」
「俺のとこもあった」
なんとなしに今日の授業についての話をしようとするとアルマもエレルも同じ授業があったらしい
「でも不思議な話だよな。
人々が違う星にたどり着いたなんてさ」
「アルマもそう思う?」
「そりゃそうだろ。
普通ありえないだろ。まあ、ゼロがなんなのかわかってないっていうのもありえない話だがな」
ゼロについてのことはほとんどわからない
わかっているのはとんでもない規模の台風だったということだけ
今は躍起になって研究者たちがゼロについて研究している
またゼロが起これば多分ガイアは地球と同じ運命をたどるんだろうから研究者たちも必死だ
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