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私は女子高生。普通の女の子。
ちょっとだけ人よりバスケを真剣にやっていて。
ちょっとだけ足が速くて。
ちょっとだけ背が高くて。
でも、それだけの人。
それが誰かのオンリーワンになった時。
自分に自信が持てる。
新しい世界が開ける。
変わって行くことも怖くないと思える。
「幸運の女神」という言葉があるけれど。
私が持っていたのは、アキラに見つけられたという、ただ一つのラッキーだけ。
そのことに感謝しながら、一緒に歩いて行こう。
彼の夢を助けよう。
注がれる愛情にふさわしい自分になろう。
2014年3月1日。
私、水野莉子、あと9日で18歳。
彼、矢上明良、17歳。
アキラ、私を好きになってくれて本当にありがとう。
今では負けないぐらい、私もアキラのことが大好き。
1ミリでも、そばに。
1秒でも長く、一緒にいたいよ。
こんな気持ちになるのは世界中でアキラだけ。
いつどこにいても、これからは飽きるほど隣にいても。
……あいしてる。
BMXに乗った、マイペースでユニークな世界一の彼氏。
この愛しさは一生続く予定……だよ。
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