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はろはろ、皆のヒーロー(笑)、楝牙さんですよー。
って、誰だ、(笑)付けたの。草生えないからって。
さて、それじゃあ今から、前作……って言うと、メタいな。
三ヶ月前の戦争についての後日談を語ろう。
先ずは、結局街に攻め込んでいた魔物達とかはどうなったのか。
まぁ、七大貴族の当主や、帝さん数名、そんで俺っち達のギルドのあの人たちが殲滅してくれた。
では、カイリとアイリ、姫様が見たっていう、二つの場面を見てみようか。
まずは、アイリと姫様が見た、『天然』フォデマ・イブスさんと、『闘争瞬域』ディゼル=ガル=ラゴスさんからだ。
では、VTR………無いから、回想どうぞ!
―――――
―――
―
「……ねー、姫様。この辺って、結構開けた場所じゃなかったっけ?」
「私の記憶だと、その筈なんですが…」
二人の視界には、開けた草原ではなく、時間と共にその規模を広げてきた様な森があった。
「おや、『悠悠閑閑』と……、おわっと、こりゃぶっ魂消(タマゲ)た。王女様じゃねぇですか」
「『天然』さん、これってどう言う事~?」
「そっすねぇ。まぁこのくらいなら魔物に攻撃するのと、『闘争瞬域』の手伝いが出来るって思いやして」
「え? もしかしてこの森、『天然』さんが一人でやったの?」
「そうでやす。街が近いから、いつもみたいに広げは出来やせんでしたけど」
そう、フォデマはこの広い森を、このくらいと言った。
恐らく、普通では迷ってしまいそうな森を。
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