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「嫌な言い方すんじゃねぇよ。正直、今回はよりリスクが高いんだ。まぁ、このグラサンで誤魔化してみるつもりではあるんだが…………どうにかなるだろ」
グラサンを出してみたんだが思った以上に場がシラケるもんだな。
まぁ、解っちゃいたがさ…………
それから、酒を呑み直したが
どうも場が若干、重いままとはいえ
翌朝、俺は東京へ向かう事となり
羽田に着いてから電車で移動するはいいんだが
正直、目的地に着いたは良いがその場に見えた寮へ向かい用意された部屋にて警備服に着替え早速、俺の初仕事が始まった。
「…………ウチの寮に警備員さんが入ったのはちひろさんから聞きましたけど……………おじさん、流石にグラサンで目を隠すのは怪しいと思いますよ」
「…………すまんな。おじさん、人前に面を見せたかねぇんだよ。そんじゃ悪いが仕事に戻らせて貰うぞ」
「あ、はい………野暮な事聞いて…………じゃなくて初対面の人にグラサンは失礼じゃないかと言いたいんですよ。それにカワイイボクに対して失礼じゃないかと言いたいんですよ!」
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