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「…………詳しい話は今連絡来たから聞かせて貰ったけど、ついさっきまであの娘の話に付き合わされたそうじゃない。全く、幼い娘に優しいのは昔から治らないそうね」
「…………いゃ?相変わらず何かしら引っ掛かる事を仰る。それにお嬢も昔と大差変わり無い程、御元気な様子………まぁ、昔より御優しくなられた感じが見受けられますがやはりモバP氏との恋ですか」
「………な、何言ってるの!?も、もう早く現場へ行くわよ!」
ちょっくら人が真面目な口調で言ってみただけでお嬢…………もとい黒川千秋が思わず動揺してる姿が何処と無く新鮮に見えたせいか
仕えていた頃はまだ中坊の生意気お嬢様だった彼女が好きな人が出来て新しい道へと進んでいく後ろ姿を見続けながらも彼女が撮影の仕事を見守り終えた後
千川ちひろに今日の仕事が無事に終えた事を連絡する。
「で、一応仕事は終わったが…………もう明日からは何時も通りの仕事に戻らせていいんだな?」
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