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30分が経過した。泣き止み、これからの事を考える。
科学の世界で、魔法が無くて、基本戦いの無い平和な国。
そんな世界でこんな力が目覚めても意味無いよっ・・・
とりあえず力の事は隠して、今まで通りに過ごそ。
皐月「あ、そろそろおやつの時間だ!」
いっきに10年後---
皐月「♪~」
ん?おお!久しぶり!
え?全然久しぶりじゃない・・・?こ、こっちは10年ぶりなんだよ!
「皐月様ぁぁぁ!!」「キャー!!」
皐月「おっと・・・」
ここを走り抜けて・・・
《雷速》
皐月「毎日毎日、一体何なんだあの子達は・・・」
今のは、毎日のように私を追っかけてくる女の子達だ。
「オ、オイ、あれ皐月さんじゃね?」「え?!マジだ、すげぇ美人・・・」
今度は男か・・・
ま、男達は追っかけて来ないから大丈夫だ。けど、ヒソヒソと内緒話をされるのは嫌だな・・・
ていうか・・・何なんだコレは、憂鬱だ。
皐月「帰ろう・・・」
「あ、あのッ!!」
皐月「ん?」
あれ?この男は何処かで見た事があるな・・・確か・・・何をしても完璧にこなす完璧君、だったかな?
皐月「何?」
「おいおい・・・あの高嶺の花にまで手を出すのか・・・」
今のはいつも一緒に居る完璧君の友達君だ
完璧君「え、えっと・・・」
5分後。
完璧君「そ、そそそ、その・・・」
長い。ずっとこうやってドモってるんだよこの完璧君。
皐月「ねぇ君、また今度にしてくれるかな?私今日は疲れたし帰りたいんだ」
完璧君「へっ・・・あ、す、すみません!じゃ、じゃぁまた・・・今度・・・」
一体何だったんだ?私の寿命5分を返せ。
あ、寿命無いんだった
皐月「♪~」
美月「皐月ー、洗い物お願いできるー?」
皐月「はーい!」
ある日♪森の中♪熊さんに♪ガチャッ。
皐月「もしもし?」
クリス「皐月かい、今日は早く帰れそうだから久々に晩御飯一緒に作ろう?」
皐月「ほんと!うん、分かった!楽しみにして待ってるから!」
クリス「ははっ、皐月はいつも可愛いな。僕も楽しみだよ、じゃぁ母さんにかわってくれるかい?」
皐月「うん!ママー!パパから電話だよー!」
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