モンスター達の暴走

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「宜しくお願いします…」 あたしは仕方なく、恒星と流星に挨拶をする。 「ふーん。隣の部屋か。聖奈、楽しみだな。宜しく~」 チャラい流星が、いきなりあたしの手を握った。 「き、きゃあーー!!」 あたしの体は即反応。 流星が手を握っただけで、顔には小さな赤い斑点。 「聖奈!?どうしたんだよ?顔に赤いポツポツ…、蕁麻疹?変な物食ったのか?食物アレルギーかよ?」 流星があたしの顔に、綺麗な指先を伸ばす。 「流星!触るな!聖奈は男性アレルギーなんだよ!」 恒星が流星の手首を慌てて掴んだ。
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