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「おい、由有。俺にソックリだからって、流星を危険人物みたいに言うなよな。俺まで否定された気分」
「だって、ソックリなんだもん。聖奈ちゃん、明月ちゃん、お部屋で少しゆっくりしなさい。あとでお布団持って行くからね」
「はい」
お袋に案内され、聖奈は俺達の隣の部屋に入った。聖奈の後ろを、明月がピョンピョン飛び跳ねながらついて行く。
俺は聖奈の後ろ姿に視線を向ける。項垂れたままの聖奈。
俺が必ず、病気を治してやるからな。
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