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「親父!うっせーぞ!あれれ?ピンク?何で家にいんの?」
流星が大きな瞳を丸くし、あたしを見つめた。よく見ると、流星は隊長にそっくりだ。
あたしは視線を泳がせ、床に沈める。
「ちょうど良かった。流星、みんなを呼べ。紹介するから」
「紹介って、ピンクじゃん。同じクラスだし、恒星も大星も知ってるよ。日奈姉ちゃんと遊びに来たのか?」
「だから、それを説明するから、早く呼べ!」
「めんどくせーな!おい、恒星、大星!ピンク来てっぞ!」
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