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「おっちゃんも、ヤンキー兄ちゃんも、うっさいよ。ハハン?さては、あたしに興味あるんでしょ?」
「は?ヤンキー兄ちゃんだと?お前幾つだよ。流し目すんな!キモいだろ!」
リビングにしゃがみ込んだ大星の鼻先に、明月は顔を近付けニヤリと笑った。
「あたしは、五歳だよ!」
明月は大星にも負けない気迫で、余裕の構えだ。
「…五歳?あの頃の聖奈と一緒なの?姉妹なのに、随分性格が違うんだね」
恒星が明月の迫力に圧倒されている。
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