お姫様の小さな恋

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三人が同時に吹き出し、由有姉ちゃんがクスクスと笑った。 「いいよ、好きなだけお泊まりしなさい。明月ちゃんも可愛いし、そうだな、大星なんてどう?強くて力持ち、ライオンだから最強だよ」 「ぶっ…、おかん!何で俺なんだよっ!」 「何となく、一番似合ってるかな~って」 「おかん!無責任なことを言うな!ドングリが本気にするだろ!」 「そうだよな、今は大人と子供だけど、十歳年の差なんて、二十年後にはカンケーないよな。大星、婚約しちまえ」 「流星!あとで覚えてろよ!」
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