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「だって、女の子が欲しかったんだから。大丈夫、一歳までわかんないよ」
「わかんだろっ!」
この新種の怪獣、ギャオスはオスだ。
名前は、天星(てんせい)。
なのに、ピンクだらけ。
「あんた達は、三つ子だったから、極小未熟児で暫く入院したんだよ。体重は天星の半分くらいしかなかったの」
「まじ?そのチビの半分?」
「そうだよ。こんなにスクスクと、よく成長したよね。赤ちゃんの生命力は凄いんだよ」
「ふーん…」
ギャオスの半分以下なんて、ミクロマンだ。
ていうか、四人目って。
おとん、何頑張ってんだよっ!
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