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おかんは授乳が終わると、ギャオスを抱き、トントンと背中を優しく叩いた。ギャオスがオッサンみたいにゲフッとゲップを吐き出す。
「はい、ゲップも出たし。大星頼むわ。ちょっと子守りしてよ」
「はぁ?ヤだよ。コイツすぐ泣くから」
ヒョイと腕の中に渡されたギャオスは、目をクリクリさせ、俺を見つめた。
ヤバッ…
かなり可愛いかも。
ギャオスを抱いてあやしていると、リビングにドングリ登場。
ギャオスが生まれてから、毎日家に来る明月。小さな赤ちゃんが珍しくて堪らないらしい。
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