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「パパ、引退を決意したのは私。パパも『自分の道は自分で選びなさい』って、いつも口癖のように言ってたでしょう。だから、プロダクションと契約更新しなかっただけだよ」
「プロダクションの契約更新と、結婚は別だ。誰も流星と結婚しろなんて言ってない」
「まぁまぁ星野さん。色々ご不満もあるでしょうが、流星は私の孫の中では、なかなかの男前。美男美女で、お嬢さんとお似合いですよ。あまりの美しさに惚れ惚れしちゃいますねぇ」
秋ばぁちゃんは、にこにこ笑いながら、その場を静めた。
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