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木の葉の隙間から、太陽の陽が零れ落ち、空に小鳥の囀りが響く。
神社の境内には、ご近所の方が集まり、俺達を温かく見守ってくれている。
そこにはテレビカメラも、スポットライトもないけど、幸せそうに微笑む愛梨奈の笑顔があった。
俺はそっと愛梨奈の手を握った。
「愛梨奈、女優を辞めた事を、後悔なんかさせない。俺の前で一生輝いてろ」
「うん。私も、流星が私を選んだことを、後悔なんてさせないよ」
――俺達の夢は…
二人で『人生』という長い道のりを、一緒に歩くこと。
愛の光で、互いを照らし輝かせ続ける。
俺達の恋の魔法は、一生解けることはない。
―one's lifelong love―
――生涯続く愛――
~シンデレラの魔法end~
※引き続き『白雪姫の悪戯』を掲載します。
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