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怪文書の意味がわからない俺は、荷物の誤送付も含め、聖奈の母親に電話を掛ける。
「もしもし、東ですが。荷物届きましたが、郵送先間違えてませんか?」
『あらやだ。玲央君ジョーク通じないの?な、ま、も、の、堪能したでしょうに』
聖奈の母親は、自分で言って自分でウケている。
「…あの、女性用の下着や洋服…いらないんですけど」
『まぁ、いやぁね。洋服着せる暇もないの?いくらラブラブとはいえ、服くらいは着せてやってよ~』
聖奈の母親は受話器の向こうで、ゲラゲラと笑い転げている。
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