姫の涙と永遠の誓い

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トラックは高速道路を走り、博多から遠ざかる。 周りの風景は賑やかな街並みから一転、高速道路を降りたトラックは山中へと入った。方向音痴の私は、何処に向かっているのか、何処を走っているのか、さっぱりわからない。 あたし… 山の中で置き去りにされるの!? えー… 山小屋で拉致監禁!? あたしは怖くなり、ボスの横顔をチラ見する。ボスは無言で、眉間に皺を寄せハンドルを握ったままだ。 トラックを走らせること二時間。木々に囲まれた小さな建物の横に、ボスはトラックを停車させた。
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