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「大星も男だから。浮気の一つや二つはするさ。まして、明月に手を出すわけにはいかないし、大星は過ちを認め、明月のことだけを考えている。『明月が好きだから大切にしたい』ってさ。大星らしいね」
「大星が…そんなことを?」
「明月、もう許してやんなよ。明月も素直になりな。女はじゃじゃ馬より、可愛いのが一番。明月を想ってくれんのは、大星しかいないよ」
「…うっせぇよ」
あたしはお祖母ちゃんの話を聞いて、凄く嬉しかった。
なのに…
まだ素直になれない…。
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