123人が本棚に入れています
本棚に追加
俺の可愛いじゃじゃ馬は、俺のキスで可愛い女へと変貌を遂げる。
けど…
このデレッとした甘い顔は、あまり長くは続かない。
「ほら、大星。ここに名前書けっつーの。あたしの全部、欲しくねーの?」
「…ったく、脅されて婚姻届にサインすんの、俺だけじゃねぇ?」
ブツブツ言いながら、俺はボールペンで名前を書く。明月は満面の笑みで、俺の隣に名前を書いた。
二人で同時に『いっせーの』で、印鑑を押す。明月が満足そうに、俺を見てニカッと笑った。
コイツが、今日から俺の奥さん?毎日キスしまくって、ずっと可愛い女のままにしてやるからな。
俺達は互いの唇を、奪い合うようにキスをした。
最初のコメントを投稿しよう!