ツンデレ姫

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俺の可愛いじゃじゃ馬は、俺のキスで可愛い女へと変貌を遂げる。 けど… このデレッとした甘い顔は、あまり長くは続かない。 「ほら、大星。ここに名前書けっつーの。あたしの全部、欲しくねーの?」 「…ったく、脅されて婚姻届にサインすんの、俺だけじゃねぇ?」 ブツブツ言いながら、俺はボールペンで名前を書く。明月は満面の笑みで、俺の隣に名前を書いた。 二人で同時に『いっせーの』で、印鑑を押す。明月が満足そうに、俺を見てニカッと笑った。 コイツが、今日から俺の奥さん?毎日キスしまくって、ずっと可愛い女のままにしてやるからな。 俺達は互いの唇を、奪い合うようにキスをした。
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