ツンデレ姫
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――あれから二ヶ月。 腕のギブスが外れ、肋骨も右腕も完治。 大安吉日、俺は実家に向かう。 「ただいま」 「おせぇぞ!花婿はさっさと着替えろ」 流星に洋服を脱がされた俺は、祖母達の手で羽織袴を着せられた。 俺達が選んだ挙式は、神社でも教会でも、ホテルの結婚式場でもない。 体が不自由な祖父が、リラックス出来るように、自宅に神社から神主さんと巫女さんを招き、挙式することにしたんだ。
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