狼の皮を被ったお姫様?

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必ず天星の方から、告白させてみせる。 押してもダメなら、引いてみなってね。 あたしは天星の言う通り、仕事に行くのを止めた。人気漫画家、複数の連載を抱えアシスタントなしで仕事をこなすなんて不可能。 きっと、音をあげるはず。ジリジリと天星を焦らすこと、二ヶ月。 そろそろ…限界かな? ――あたしは天星がよく行くケーキ屋に、従兄弟の陳ちゃんと一緒に出掛けた。 美少女コミックの締め切りは昨日。翌日は必ず学校の友達とこのケーキ屋に姿を現す。 まるで犬や猫みたいに、天星の行動パターンは決まっている。 いよいよ最終段階。 作戦、決行。
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