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「恋人がいるくせに、何で僕に!」
「そうじゃなくて。あたしに恋人がいたら天ちゃん困る?」
「何で恋人なんだよ。何で、他の男と付き合うんだよ。僕は遊びだったのか…」
僕はかけるに弄ばれた。
もう…泣きそう。
「ばかね。天ちゃんが好きなのに恋人のわけないじゃん。あれは嘘。陳ちゃんはあたしの従兄弟。恋人じゃないよ」
「従兄弟!?」
「そう、九州に住んでる従兄弟。東京に来たついでに逢っただけだよ」
「ただの…従兄弟?だから…家に来いって…」
「あたしは筋肉ムキムキ男なんて苦手だし。今にも壊れそうな美少年を、あたしの手で壊すのが好き」
な、なんて悪趣味な。
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