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「は、はぁ」
「よし落ち着いた感じだな…神様、異世界を救う件了解です」
「いいの?断ってもいいんだよ?」
「諸事情の為、俺に家族はここにいる葵しかいないんで、悲しむ人もいないし、やり残した事もあんま無いんで」
「葵ちゃんはどうする?地球に戻す事もできるよ?」
「はぁ…私も行きます、新1人は不安過ぎますから…」
「またまたぁ、俺と離れたくないって言っちゃえよぅ」
「はいはい、そうですよ」
いつものやり取りを、いつも通り行う1人と1匹を、神様は慈愛に満ちた笑みを浮かべて眺めていた。
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