第3話 予想通りの出会い

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「は、はぁ」 「よし落ち着いた感じだな…神様、異世界を救う件了解です」 「いいの?断ってもいいんだよ?」 「諸事情の為、俺に家族はここにいる葵しかいないんで、悲しむ人もいないし、やり残した事もあんま無いんで」 「葵ちゃんはどうする?地球に戻す事もできるよ?」 「はぁ…私も行きます、新1人は不安過ぎますから…」 「またまたぁ、俺と離れたくないって言っちゃえよぅ」 「はいはい、そうですよ」 いつものやり取りを、いつも通り行う1人と1匹を、神様は慈愛に満ちた笑みを浮かべて眺めていた。
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