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「ありがとうございます……おぉ、いつも位の霊力に落ち着いた」
神から貰った指輪をつけ、その指輪の効果に感嘆の声を漏らす。
「そりゃ僕特製の抑制具だからね、今後新君がその霊力を使いこなせるようになってきたら、抑制具なんか使わなくても自力で抑えられるさ」
「早くそう出来るように頑張りますよ」
「うんうん、ところで葵ちゃん?」
「何ですか?神さ…ングッ!?」
神の方を向き口を開いた時に、何かを入れられ、その何かを飲み込んでしまった葵。
「~っ!?か、神様!?一体何を!?」
「ごめんねぇ、今葵ちゃんに飲ませたのはさっきの神酒を錠剤にしたものだよ」
「…なんで素直にそれを渡してくれないんですか」
「…何と無く?」
「はぁ~、もういいんで私にも抑制具下さい」
はいよ~、と神はパチンと指を鳴らすと葵の首に首輪が付けられていた。
首輪というよりは、チョーカーの様なものであったが。
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