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そんな会話をしながら帰り道を行く新達の前に一般的にはあり得ないものが現れる。
「ねえ新」
「んあ?」
「あれ、何に見える?」
「すっごくおおき「おふざけは入らないから」…魔法陣じゃね?」
「そうよねぇ、何であんなところに…協会に行く時は無かったのに…て、こらっ!何勝手に魔法陣の中に入ってんのよ!」
「だってこれ攻撃系じゃなくて、転移系だぞ?なら害は無いじゃん」
「あるでしょうが馬鹿!いいから早く出なさい!」
そう葵が叫ぶも魔法陣はその発動を示すかのように、光りだしその光はますます強くなっていった。
「お?そろそろ発動すんなこれ」
「冷静に分析してる場合じゃないでしょ!ああもうっ!」
葵が叫び新のいる魔法陣に飛び込んだところで、その魔法陣は発動を完了させた。
ケタケタと笑続ける新と、前足で頭を抑える葵をその上に乗せて・・・
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