死神

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死神ってのは、前々章のP2でも出したように【死を司る神】のこと。 自殺はベツモノだけれど。 別に殺すだけが死神じゃない。 神の中の死神について、母さんの体験談を交えながら話そう。 飲み物を買いにコンビニへ行った時だった。 コンビニはだいぶ遠い位置にあり、車を使っての移動。 工事してるところがある。まぁ、たくさんの看板が立ち並ぶところがあるわけだ。 夜22時過ぎ。 まぁ、ウォーキング中のばっちゃん達がいる可能性と猫達が飛び出してくる可能性は無きにしも非ず。 車のライトが道路を照らす中、目を凝らして進む。 …田舎って道細いのが嫌だよね。 いや別に、ほっそーい道は関係無いのだけれども。 でも、これは看板がトラウマになる程の体験だったりした。 下水道工事の為、遠回りしろ、とは書かれていないがそういう意味であろう看板。100m先工事中、100mもねぇのにそう書かれた看板。よくわからない絵が描かれた看板。何日からと書かれた看板。 多種ある看板が、何個も何個も置かれた道を見て、遠回りする。 繋がれた犬が二匹と猫がたくさん居る倉庫の前を通れば広い道路に出れる。 とまぁ、普通に通れたわけだが。
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