4月。
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いつもより早い朝。 休み明けで出番を待ち続けていたセーラー服。 下ろしたてのローファー。 「行ってきます」 やや緊張で張り詰める足に鞭打つように、私は家を後にした。 今思えば、 ここから 全てが始まった。 わたしの、 全て。
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