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ベイク「とにかく、今から魔力を放出するから戦う準備しとけよ?」
ベイクが集中しながら言う。
ティーナ「分かりました、いつでも良いですよ!」
ティーナもレイピアを構えて、【ライオフベア】に備えている。
徐々にベイクの体から黒いオーラが漂い始める。
ベイクの得意属性は闇なのでオーラが黒いのだ。
ドドドドドドドドドド
森の上から何かの足音が聞こえる。
ティーナ「この音は?……【ライオフベア】?」
ズッドォォォォォォォォォォん!!
「グラオァァァ!」
気をなぎ倒して、山頂からやって来た【ライオフベア】はベイクに向かって口を大きく開く。
ティーナ「ベイク!」
ティーナは思った、いくら魔術師でもこの状況は不味いと。
しかし、ベイクは襲いかかる【ライオフベア】を鋭い反射でバックステップをしてかわす。
右手を【ライオフベア】にかざして
ベイク「《フレア》」
炎を出して攻撃する。
昔のスレイドの真似をしてやってみると、呆気なく出来てしまった。
ズッドォォォォォォン
【ライオフベア】は炎を正面から受けると木を巻き込みながら、吹き飛んで行った。
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