0人が本棚に入れています
本棚に追加
ティーナ「じゃ、じゃあベイクはいろんな魔術を使えるんですか?」
ベイク「いや、体に纏わせる。所謂、身体強化ぐらいしかやったことはないな」
ティーナ「でもさっき普通に使ってたじゃないですか!?」
ベイク「いや~昔スレイドが使ってたの見てな?それ真似しただけなんだよ」
ベイクはハハッと笑いながら言う。
ティーナ「凄いですね!魔術師なんて憧れます!」
ベイク「そうでもないぞ?」
ティーナ「え?何でですか?」
ベイクの言葉にティーナが聞く。
ベイク「なんかさ、魔術師は魔物に狙われやすくなるんだよ。それで俺の両親は俺に集ってきた魔物に殺されたんだよ」
ベイクが暗い空を見上げながら言う。
ティーナ「………グスッ…ごめ゛んなさ゛い゛」
ティーナが泣き初めてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!